第14回 東京星図めぐり 牡牛座地区

東京タワーの姿が突然見えた時、何故かとてもうれしく感じました。このうれしい感じは、富士山が見えた時のうれしさによく似ています。



東京タワーが見えると、どうしてこんなにうれしいのでしょう。子どもの頃のわくわくした記憶が蘇るからでしょうか?それともやっぱり東京タワーは、東京星図の中で輝かしさの太陽と華やかさの金星がコンジャンクションした場所に、立っているからなのでしょうか。


東京タワーができた時、日本中のみんなが胸を張って誇りに思った、その記憶が私の中に在ります。子どもの頃だったので、それは素直にしみ込んでいます。


東京タワーが建設されたのを皮切りに、東京オリンピック、そして高度成長期が駆け足で展開されていったように、記憶しています。




東京タワーの周辺は、東京都内とは思えないくらい緑がとても豊かです。



これは、真下から見上げた東京タワー。



不思議な親しみ感が東京タワーにはあります。子どもの頃見たウルトラマンのTVでは、ウルトラマンが怪獣と戦う時は、必ずといってよいほど、東京タワーのところで戦っていました。そうそう、怪獣は必ず お台場から上陸してくるんだよねと、参加者の人も言っていました。



これは東京タワーの床のガラス窓から見下ろした、地上の世界。



東京タワーの建物の中のお蕎麦屋さんでランチ。普通の定食なんだけどけっこうおいしかったです。もっと他のところのこういう感じのお店では、この味は期待できない。さずが牡牛座地区です。


帰りにお土産コーナーの石屋さんに寄りました。



そこで買った黄色系の石。15個で380円なり。 普通のお土産やさんにしては
充実の品揃えで驚きました。ほかの本格的な石屋さんなみの品揃えでした。さすが牡牛座地区。



このあと増上寺へ。 増上寺は改修工事中でしたが、中に入ったら法要の読経がちょうど始まるところでした。参加者全員、神妙にその音に聞き入りました。


音楽にたとえたら
声楽家の声が良い
演奏家の腕が良い
・使っている楽器の質が良い
・おまけにホールの音響が良い
これが全部四拍子揃っている感じの法要の読経でした。伽藍もすばらしかった。さすが牡牛座地区です。


このあと増上寺お茶屋さんで、参加者のホロスコープチャートのリーディングをしました。今日は3名の方が参加され、吉田さんとわたしで5人でした。


牡牛座には
木星のある方
土星のある方
プログレスの太陽のある方が、居ました。それぞれの人にとって、牡牛座地区の持つ意味について考えたりしました。


やはり牡牛座地区は、まったりのんびり、そして少しリッチな感じに、時間が過ぎてゆきます。



このあと愛宕神社を目指して歩いていたら、途中で青松寺を発見。ここが松村先生がライフシンボル講座をやった愛宕のお寺か、と、みんなで見学しました。


薮内さとしの彫刻も山門の中にありました。凛とした学問所的な雰囲気がとても濃厚なお寺でした。



これが愛宕神社の出世階段です。愛宕神社はとても良い神社でした。想像していたよりもずっと緑の多い感じの神社でした。




私のイメージの中では、もっとからっとした殺伐とした階段が出てきていました。石の段ももっと不揃いな感じです。一体どこの、何のイメージが混じっているのか、興味あります。


みんなで出世階段を降りたり登ったりしました。



帰りに裏の道を降りていったら、チーズの店を発見。試食にいただいたチーズが絶品のおいしさでした。側には超有名ソムリエの事務所もありました。さすが牡牛座地区です。



一番最後に、近くのホテルのカフェで、皆さんに簡単なお絵描きをしていただきました。みなさん最初は絵が苦手でとおっしゃっていましたが、なんのなんの。みなさんの描かれた絵を見ながら、一番印象に残ったところのお話を聴くと、それぞれの方がそれぞれの感受の仕方でいろいろなことを受け取っている視線が見えてきて、とても興味深かったです。


そしてこれが、わたしが描いた絵。



愛宕神社の絵。正面は険しい角度の出世階段ですが、その右側には女階段もちゃんとあり、実は左側にはエレベーターまであって、そのことがなにかとてもおもしろかったので、それを描きました。


今から思うとその公共のエレベーターまでもが、外が見えるガラス張りの最高級な最新型エレベーターだったのが、この地区の特徴を象徴していたようにも思います。



来月は10月25日(土)に、「個性を発展させて人生をおもしろくしたい人」に適したエリア、双子座地区に行きます。


『東京星図めぐり』の講座内容を、少しずつ充実させて行きたいです。さっそく双子座地区のことを調べなおしていて、どうもやっぱり双子座地区は牡牛座地区のように、一箇所にゆっくりというのとは違う方が良いみたいだと、気が付いたりしています。なので、地区の中をせわしなく動き回る一日になるかも知れません。


きのう、帰り道は愛宕神社付近から新橋駅まで歩いたのですが、今、地図で再確認してみると、新橋駅付近は双子座地区。


きのう一緒に歩かれた方々は、このことがわかると、とても納得だと思います。古くからの重厚な高級感の牡牛座地区から、チマチマとしてコチャコチャとしてせわしない双子座への移行が、手に取るように体感できたと思います。


『東京星図めぐり』の講座の主旨も、毎回私自身、確認しなおしているのですが、やはり12サインの違いを街の風景などの環境から体感することに、一番のポイントがあると思います。


土地にはその土地ならではのエネルギーや波長や空気や表情があります。その違いを東京の12サインごとに体感してみる。そして、それらのものが自分とはどのような関係性を持つのか、実際にその場に行くことで体感してみる。

それは、自分自身の開運ポイントを見つけることにも通じます。開運ポイントに行くとほんとうにエネルギーが充実してくることがわかります。


実は、きのうの牡牛座は、メンバーのおひとりの方にとって、月と木星コンジャンクションの開運ポイントでしたので、その人はなかなかその場を立ち去りたくない雰囲気でしたね。「僕は将来ここに住む」と言っておられました。とてもお似合いの場所だとわたしも思います。


他と比べることでそれがわかるということもあるかと思います。やはり12サインすべてに精通すると、逆にひとつのサインの特長にも詳しくなるのだと思います。



あともうひとつ驚きだったのは、目黒の大鳥神社から呼ばれ続ける現象が、私だけではなく、牡羊座地区めぐりもご一緒した参加者のひとりの方にも起きていたことがわかったこと。


さっそくご一緒にお参りさせていただくことを、お約束いたしました。