第50回 東京星図めぐり 蠍座地区。

今日は、東京星図めぐり蠍座地区でした。


上野公園は、まだイチョウなども色づいてはいなくて、緑色をたたえていました。写真は、パンダ橋から見た、上野公園の緑です。



西郷さんの銅像の下で、お待ち合わせをしました。近くの樹に、赤とんぼがたくさん飛んでいました。

このあと近くの中華のレストランで、昼食をとりました。お食事のお写真は、撮るのを忘れてしまいました。残念です。



食事の後は、清水観音堂に行き、びんずるさまを拝みました。

そのあと、神社とお稲荷さんをお参りしました。



これが、「これ以上落ちない」というゲンかつぎの「上野大仏」のお顔です。この上野大仏がある小山の裏手には、「お化け灯籠」はこちらですの看板が立っていました。お化け灯籠は、英語では「モンスター・ランタン」と訳されていて、ようするにサイズがずば抜けていてモンスターだ、という意味で「お化け」と呼ばれているみたいです。



上野の五重塔。こんな写真一枚にも、どこか蠍座らしさが、漂っているのが不思議です。




上野東照宮は、残念ながら改修工事中だったのですが、工事用の覆いに巨大な写真が引き延ばしてあって、それもご丁寧に、遠近感を意識して、二枚手前と奥に貼られていて、ええっという感じに、それを見た人たちの笑いを誘っていました。

うまく表現できてないけど、じっさいにそれを見たら、ええっ、とか、おおっ、という感じに、おかしかったのです。

わたしはひそかには、ロシアのマリア・テレジアの愛人のひとり、ポチョムキンが、ほんとうにこのような手口を使って、マリア・テレジアに嘘をついたお話しを思い出していました。

女帝の船が通る川岸の堤防に、豊かな村の風景の絵を設けて、村の貧しさを隠したという逸話です。

このあと、文化会館の外のテラスで、リーディングをしました。今日は、おひとり15分くらいずつの、個別のプチリーディーングをしました。

そして、不忍池に降りて、弁天堂を通って、旧岩崎邸に行きました。写真は、街中に見えてきた、岩崎邸の古い石垣です。



そしてこれが、北に面した、旧岩崎邸の玄関のある建物の写真です。



中はとにかく、重厚な美術品のような、洋館でした。中は写真撮影ができないので、お写真が撮れなかったことがとても残念です。

金唐(きんから)という手法で、分厚い和紙に金箔をはりつけた壁紙が、すべての部屋に使用されていました。それは、それは、みごとなものです。

庭には、広大な芝生の向こう側に、さきほどのお化け灯篭にも負けない大きさの、超ビッグサイズの灯篭も、ありました。蠍座の巨大な富の象徴のようにも見えました。

岩崎弥太郎のチャートを出して行ったのですが、参加者の方にお渡しするのを、忘れてしまいました。1835年1月9日の生まれのようです。太陽は山羊座19度になります。

同じ山羊座8度の水星と、蟹座10度の火星がオポジション。そこに対して、牡羊座12度の冥王星が、Tスクエアーをかけています。

12時で出した時の月が、牡牛座の13度で、このオポジジヨンに対してミディエーションをかけています。わたしはこのあたりを、水星期にはお母さんの、火星期には奥さんの過大な援助があったであろうと読みました。この月の上には、トランシットの冥王星も乗って行ったわけですので。

岩崎弥太郎は51歳で亡くなったそうです。その時、トランシットの冥王星は、ネイタル木星の真上にありました。

死後にはなりますが、トランシット冥王星が、双子座22度に来た時に、ネイタル金星のオポになり、ネイタル土星天王星の小三角が、ヨッドに変身します。死後にまで、過大な影響力を残した時には、このヨッドが発動したのではないかと、思いました。



湯島天神に行ったころは、5時少し過ぎてしまいましたが、まだ神社は明るく開いていて、良かったです。ほっこりと温かくて気持ちの良い神社です。今日は、菊祭りで、菊の清々しさが、神社をより清らかにしている感じでした。

湯島天神をあとにして、全員で御茶ノ水駅をめざして、暗い中を歩きました。あたりはとても静まり返っていて、ついおしゃべりする声も、トーンを落として、ひそひそ話になる感じなくらい、このあたりは、しっとり、ひっそりしています。駅からも遠いのに、なぜかホテルがひっそりと建っているのも、このあたりの特徴です。

坂を降り切って、湯島聖堂のあたりに行く頃には、急に空気感が変わって、カラッと開けた、天秤座の街の喧騒の中に入って行きます。



参加者のみなさん、お疲れさまでした。そして、とても楽しいお時間を、こちらこそ、どうもありがとうございました。

次回、第51回 東京星図めぐりは、11月27日(日)に、射手座地区に行きます。近いうちにルートなど、詳しいことをアップします。みなさんのご参加をお待ちいたしております。