第59回 東京星図めぐり獅子座地区 レポート。

きのうは、星図めぐりで、獅子座地区に行きました。



その1.噴水公園で集合する。
12獅子座01.jpg


和田倉のあたりは、遠くにもくもくと夏の雲。お堀には、白鳥が泳いでいました。「このあたりは、東京で一番、気の良いところ」と、前に誰か参加者の方が言っておられましたが、行くたびにやはりそれは、感じられます。

噴水公園のあたりでは、去年まで工事中だったパレスホテルが、ピカピカの新しい姿になっていました。参加者の方が、「今年の5月にオープンでした」と、教えてくださいました。

このあたりは、『運命を導く 東京星図』によると獅子座16度で、獅子座の中に水瓶座流入しているポイントとのことです。噴水公園も広々として、風通しの良い感じにあふれています。



その2.江戸城大奥の岩室を発見!

そこから、皇居の東御苑に行きました。皇居は、東京星図では、ホロスコープの中心点、ゼロポイントにあたるので、ほんとうはどのサインにも当てはまらないのですが、星図めぐりではいつも獅子座地区の時に、行っています。

今年も、大手門から東御苑に入りました。去年は3.11の震災で、大手門の白壁は、一部崩落していましたが、ことしはもう、それは修復されて、全くわからなくなっていました。

そして、次の写真は、江戸城天守閣前の、大芝生です。


12獅子座02.jpg


このあたりは、もと大奥だった場所なのだそうです。

星図めぐりでは、毎年同じ場所を回ることも多いのですが、その時の参加メンバーの方たちによって、全く違った世界が見えてくるのも、とても興味深いところです。

今年は、おひとりの方が、「あそこにあるのは、何でしょうか?少しまわりと雰囲気が違いますが。」という場所を見つけられて、行ってみたら、大奥があった時の石室でした。

あのような石室を見たのは、わたしは初めてのような気がします。印象の中で、今年の秋に蠍座にイングレスする土星の象意に、通じるものがあるようにも思えました。



その3.金色の扇子を購入

天守閣跡から、汐見坂(むかしはここから、海が見えたとのこと。)を下り、二の丸雑木林に行きました。


12獅子座03.jpg


雑木林の中は、東京とは思えないくらいの、雰囲気です。

そこから、もと来た大手門方向に帰る途中で、売店に寄りました。この大手休憩所の売店では、他では入手できない参拝記念のお土産などが、販売されています。最高の品質のものが、安価で入手できると、毎年参加者の方たちに、人気の場所のひとつです。

その人気の品物のひとつが、牛皮の御札入れで、色もいろいろ、たくさんの色があるのですが、やはり一番人気は、黄色とのことでした。


12獅子座03.5.jpg


これは、絹でできていて、地色は金色の扇子です。薄い金色の布地は、裏が透けて見えて、とても涼し気です。鳳凰の絵が描かれています。わたしもひとつ、購入しました。持つととても軽くて、手にフィットします。お値段は千円でした。



その4.三菱一号館レストランでローストビーフランチを食べる

東御苑をあとにして、三菱一号館美術館をめざし、皇居前広場の松林の中を抜けて歩きました。


12獅子座04.jpg


アスファルトの上を歩くのと、芝生の上を歩くのとでは、体感温度に相当の違いがあることが、とても良くわかりました。


三菱一号館美術館のあるあたりは、蟹座の終わりから獅子座のはじめあたりに、位置すると思います。このあたりには、堂々としてはなやかで風格のある大きなビルが、たくさん並んでいます。


12獅子座05.jpg

一号館美術館のレストランは、あいかわらずの人気ぶりで、しばらく並ばないとお席には着けませんが、忠実に当時の建物を再建したという、この建物ならではの雰囲気があって、建物の内部と外とでは、別世界な感じなので、今年もコースの中に取り上げてみました。

お写真のランチは、今美術館のほうでやっているジョーン=バーンズ展とタイアップしたメニューとのこと。ローストビーフのお料理でした。

そのあと、今年も裏のお庭のほうで、リーディングをしました。


12獅子座06.jpg



その5.月島のお祭がおかえり!と出迎えてくれる。

そして、そのあと、月島の住吉神社のお祭に行きました。


12獅子座07.jpg


お祭のことは、今月のメトロニュースにも、取り上げられています。

月島の駅に着くと、先月に比べて、人の数がずいぶん多いのに、まずびっくりしました。


12獅子座08.jpg


地上に出ると、いたるところで月島は、お祭にあふれていました。だけどそのお祭は、獅子座!という感じの、豪華で派手目なお祭りとは違って、やはり蟹座や、支配星の月らしい、ふるさとに帰ったような抒情性にあふれた感じのものでした。

町全体がお祭で活気づいて、町全体が喜んでいる感じなのですが、それに負けないくらい町全体が「おかえり!」と出迎えてくれているような、そんな雰囲気にあふれていました。


12獅子座09.jpg


12獅子座10.jpg



先月、川の中から掘り出していた、巨大な柱の使い道も、これでとても良くわかりました。


12獅子座11.jpg


上の写真は、佃煮屋さん。




次回東京星図めぐりは、9月9日(日)に、乙女座地区に行きます。
くわしい募集案内は、《どうぞこちら》をご覧ください。

みなさまのご参加を、お待ちいたしております。




【修正とお詫び】
こちらのブログに、朝の段階で、パレスホテルは獅子座地区にあると書きましたが、正確には乙女座地区の間違いでした。ここに訂正し、お詫び申し上げます。

皇居近くの土地は、すぐに隣のサインになってしまうため、地区を特定するには注意が必要です。

新築されたパレスホテルの、堂々とした大きな外観は、トランシットの山羊座冥王星からのトラインの影響を見たほうが、正しかったようです。

パレスホテルは一部オフィスビルとして新築されたそうなので、そのようなところにも乙女座地区の性質を見ることができるかと思います。