第68回 東京星図めぐり 牡牛座地区 レポート。
東京星図めぐりで、この土地を訪ねるのは、何回目なのか?わかりませんが、行くたびごとに、明確に見えてくる、他のエリアとの、土地との違いというものがあります。
今回、特に私が感じたのが、「芝丸山古墳」と、「もみじ谷」と、「愛宕山」の共通感でした。この三か所は、他の周辺の土地とは、明らかに違う「味」があります。
他の土地は、延々となだらかなのに対して、この三か所のあたりだけが、大地の中から固い岩が急激に突き出しているような、そんな土地であると思いました。
この感じを確認したくて『アースダイバー』中沢新一、著 講談社 2005年を見てみましたところ、たしかに、たしかに。この三か所のあたりは、みごとに洪積層。
沖積層の地盤とは、「味」が違うはずです。
それが、微妙に組み合わさっているのが、この東京タワーのあたりと、いうことが、この本には書かれています。
この洪積層と沖積層の土地の「味」の違いは、「足」や「肌」で感じることができますので、みなさんにもぜひお勧めの、牡牛座体感ウォーキングの、テーマのひとつだと思いました。
丸山古墳1
丸山古墳2
丸山古墳3
丸山古墳 階段
古い門1
古い門2
壁
お食事1
お食事2
東京タワー
増上寺 入口
牡牛座エリアを体感する中には、影響として、そこへのトランシット天体の星の配分というものも、あることになります。それを今回、より掘り起こしているものとしては、蠍座の土星や、山羊座の降格した冥王星や、魚座の海王星などの作用も、感じました。
牡牛座というサインにとっては、古い古いものが、「今」・「すぐここ」に、再生しやすい、星の配置になっている感じです。
それはハードアスペクトではなくて、イージーアスペクトで形成されるものなので、ハードに崖のような断層があって、そこに落ち込むと激烈に作用する、というようなたぐいのものではなくて、じわりじわりと知らない間に浸透しているような、そんなたぐいの作用のように、思われました。
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今年の、牡牛座地区のルートは、ちょうど一年前の牡牛座地区の時に、開発したルートと同じものです。
去年のレポートは、どうぞ《こちら》をご覧ください。増上寺の対応度数など、こちらに書いてあります。
去年は、おひとりの参加予定の方と私とが、同時に予定していた日に、風邪をひいて寝込んでしまいました。
トランシットの太陽が牡牛座にある間に、みなさんと都合の良い日に、振替で実施しようと思ったのですが、なかなか限られた日程の中で、都合の合う日を決めるのは難しく、結局、「行きたい方は、各自で行ってくださいね。」と、なってしまっていました。
なかには、全サインを体験したいとおっしゃって、参加してくださっていた方も居られたものですから、わたしとしましても、そのことが心残りでした。
でも、こうして、一年後にリベンジを果たせたという感じになることができまして、とてもうれしかったです。
去年は、その存在に、あまり目が行かなかった、増上寺の鐘つき堂です。たしか、東日本で一番大きい鐘です、と書いてあったように、記憶しています。どんな音なのか、除夜の鐘などで、聴いてみたいと思いました。
わたしが勝手に、「天上の楽園」と名前を付けた場所のお写真です。こちらの場所のお写真も、《こちら》の去年のレポートにたくさんアップしてあります。
参加者の方たちも、ここに来るとホッとします、と、おっしゃっておられました。
ここは、全体が三階建てのビルの屋上みたいな感じだと思うのですが、下は、ホテルの駐車場になっているようでした。
ここだけは、この周辺の独特の濃い雰囲気から、解放される感じです。
そこから、もみじ谷へ。
こんな古い石垣も、道端にありました。
青松寺にあった、薮内左斗司氏の、作品です。薮内左斗司氏というのは、芸大の彫刻科の教授の方で、「せんとくん」をデザインした方でもあります。
こちらは、愛宕神社で見つけた、樹の「うろ」です。愛宕神社は、牡牛座21度。(『運命を導く 東京星図』より。)
東京タワーと愛宕神社については、《こちら》の、2008年のレポートに、お写真もたくさんアップしてあります。
こちらは、金毘羅神社のお写真です。
金毘羅さんの鳥居は、胴でできていました。
四つの方向をしめす、青龍・朱雀・白虎・玄武が、あしらわれています。
このあと、金毘羅神社の向かいにある播磨屋さんのカフェへ行きました。このカフェには、おもてなしの心があふれていて、ホッとくつろげます。
播磨屋さんのカフェにつきましても、《こちら》の去年のレポートにくわしく書いてあります。
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それと、【番外編】としまして、今回、参加者の方に教えていただいた、おもしろい場所をひとつ、ご紹介します。
こちらの龍の噴水の場所は、マイナスイオンが放出されているせいか、とても気持ちの良い場所でした。
特にこの場所の気持ちよさが際立つのは、時間も関係するかもしれません。
ちょうどここを訪れた時は、陽がさす時間帯で、噴水には虹が現われていました。
正面から見ると、こんな感じです。
別の参加者の方が、帰りの電車の中で、「あの龍の場所は、公表しないでおきませんか。」と提案されていました。
すこしひっそりと、大切にしたい場所と思われたのかも、知れませんね。
なので、この龍の噴水が、どこにあるか気になる方は、どうぞ《メール》にてお問い合わせください。
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《東京星図めぐり》
☆今までやってきました東京星図めぐりのスタイルは、2013年3月10日の第66回魚座地区にて、一度終了しました。このあとは、サインによって、参加者を募集する公開募集の時と、参加者を募集しない非公開募集の時があると思います。
次回、第69回双子座地区は、非公開のスタイルで、皇居一周のサイン検証・調査をします。
そのレポートは今まで通り、三つのブログにアップします。
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こちらとは別に、東京星図・個人セッションを新しく始めました。毎月おおよそ新月の前後に実施しています。くわしい内容は、《どうぞこちら》をご覧ください。