第87回 東京星図めぐり 【蠍座地区】 上野公園・湯島・万世橋。

なかなか気持ち良く晴れる日が無い、最近のお天気の前後の中で、ぼこりととても良いお天気に恵まれた11月07日(金)、東京星図めぐりに行ってきました。

この日は、たまたま、蠍座ー牡牛座15度の満月の日で、大安吉日。すこし満月の、ふくらんだ興奮気味の雰囲気に満ちていました。

まずは、上野公園へ。

上野公園の、上野駅側にそってのあたりは、天秤座地区になりますが、不忍池に面するあたりは、蠍座地区になります。




その蠍座地区初期度数にある、清水観音堂。






つるべ井戸もあることを、今回初めて発見しました。何度も行っているのだけど、今まではなぜか、気が付きませんでした、そういうことは、良くあります。

井戸は、とても蠍座的な存在だと思います。




水観音堂では、昔の景観を再現するために、新しくこの円になっている松の樹が植えられたようです。

ちょうど、円の向こうに、不忍池の弁天堂を見ることができます。








水観音堂から、階段を降りると、人工的な小川ができていて、これが、その小川の水源です。




そこから少し歩いたところにあるのが、上野公園の中にある、懐石料理屋さん「韻松亭」。

お店の方に、このお店は、いつからあるのですか?とお聞きしたら、明治時代に上野公園ができた時からです、とのことでした。

数寄屋造りのとてもすてきな建物です。何度も、増改築をくり返して、今のスタイルになっているとのこと、入口は、そんなに大きくありませんが、蠍座地区らしく、奥にずっと、いろいろな客室があります。




韻松亭の入り口のお写真です。

夜は高級な懐石料理屋さんになるのですが、お昼時は、1680円の三段茶壺弁当からいただけるので、とくに中高年の人たちに人気です。

この日も、最後尾は、3時間待ちだったとか。たくさんの方たちが、並んでいました。




玄関を入ってすぐ、小さな小さな一坪のお庭風の、池が、出迎えてくれます。




この日は、お茶室風の個室に通されました。

どのお部屋も、情緒あふれる、すてきなつくりになっています。





お料理のお写真です。
1680円の三段茶壺弁当、これだけ豪華です。

ここのお店では、自分のところで、お豆腐・ゆば・生麩をつくっているとのことで、特にそちらがお薦めです。

蠍座地区で、蠍座ー牡牛座の満月らしい、おいしいお料理をいただくことができました。








韻松亭をあとにして、お隣にある、花園神社へ。




こちらのこまいぬは、どことなくエキゾチックな面持ちをしています。





このあとも、花園神社のお写真です。

花園神社は、小さなお稲荷さんですが、蠍座度はかなり高めな感じです。






花園神社のお隣にある、五条天神社のお手水のお写真です。




おなじく、こちらの神社にあった、イチョウのお写真。

お乳のように垂れ下がった樹の形に、とても癒されました。




こんどはそこから、不忍の池へ。

池に行く途中、道端に落ちていた、落ち葉のお写真です。





不忍池です。




弁天堂のお手水のお写真です。




弁天堂のお写真。




ふたたび、不忍池の風景。




ヤナギの木のお写真。
柳の木も、蠍座にとてもよく似合う樹だと思いますが、お写真はピンボケになってしまいました。




こちらの二枚は、ヒイラギの樹に咲いていた、白いお花のお写真。

とても良い香りでした。






不忍の池にいる鴨のお写真。

背中の模様が、良く見ると一羽一羽違って、とてもきれいです。




遠くに、スカイツリーも見えます。




陽だまりで、リラックスしている、白鷺のお写真。

リラックスしている鳥を見ていると、見ている私たちまで、リラックスしてきます。





不忍の池から、岩崎弥太郎邸の横を通り、湯島に向かいます。




その近くに立っている、巨大なマンションの後ろ姿。

蠍座は、巨大な人の集合体を象徴していたりもします。




湯島天神へ。

湯島天神では、菊祭りをやっていました。






こんどは、湯島天神から、お茶の水へ。

清水坂という名前の付いている道が、清水坂下という交差点に交わるまでの道は、とても蠍座度が高い道です。

何年か前の星図めぐりでも同じ道を歩きましたが、参加者のみなさんが、みな、言葉少なめになって、ひた・ひた・ひたと歩いていました。

次のお写真は、その道から、さらに下に降りる、たぶん三組坂という坂だと思います。




清水坂下の交差点のあたりに差し掛かると、そこから先は天秤座地区に切り替わるみたいで、急に空気感が変わることが、体感できます。




そこから、湯島聖堂へ。

湯島聖堂は『運命を導く 東京星図』では、天秤座26度に対応されています。





数年前に訪れた時には、正殿のような建物の中に、自由に入ることができましたが、今回行ってみたら、扉などは閉鎖されていました。




そこから、教えていただいて、万世橋へ。

そちらに歩いてゆくと、まず、総武線の鉄道の橋が見えてきます。





神田川も見えてきます。








橋の欄干も、こんな感じに、とてもアンティークです。





赤レンガの鉄道高架下が、ずっと続きます。
場所的には、神田郵便局の向かい側です。
ここが、目的地の商用施設です。




もともと、昔は、万世橋駅というのがあった場所だそうです。
現在では使われていなかったその駅を新しくした場所だとか。
くわしくは、《こちらのサイト》を、どうぞご覧ください。




商用施設の内部は、こんな感じで、各店舗が突き抜けになっています。
少し不思議な、ワンダーランドな感じです。





神田川に面したところは、こんな感じです。




ふたたび、商用施設の内部のようすです。





神田川に面した、バルコニーは、こんな感じです。








商用施設内のお店は、こんな感じです。




2階にあるカフェに行くことにしました。このカフェは、何度かテレビで紹介されていたのを、見たことがあります。

カフェの入り口。




古い、駅だった時の、階段を登ります。







二階にあるカフェは、ガラス張りで、両側の間近を、JR中央線が走ります。




テラス席の一番先端のはしっこは、こんな感じです。




そこからの眺めです。
両脇は、ガラス張りになっていますが、お空には、屋根はありません。










帰りに、秋葉原方面からみた、万世橋の商用施設。
なかなかのワンダーランドでした。




場所的には、このあたりは皇居に近いので、この商用施設の端から端までは、ちょうど天秤座の11度から20度くらいまでにあたると思います。

とくに、二階のカフェは、なかなか他にはない、おすすめポイントです。